債務整理への道

債務整理を決めたサラリーマンのブログ

個人再生委員が任命されました

裁判所に申し立てをしてから数ヶ月、再生委員が任命されたという連絡が担当弁護士より来ました。

数ヶ月音沙汰がなかった状態ですが、やっと動き出したという実感が湧いています。

なお、私の管轄裁判所はさいたま地裁となるのですが、通常は再生委員は任命されず手続きが動くようで、私の場合は事態が複雑なので任命されたようです。

必要書類をまとめ、後日担当弁護士と再生委員の先生の事務所に訪問してきます。

裁判所から質問状が来ました

裁判所に申し立てをしてから3ヶ月程度経過したところで、裁判所から事務連絡(質問状)が届きました。

内容としては、個人再生委員を選任する旨、陳述書に関する不明点の質問、追加の必要書類の提出、債務を負った内容に関する質問、等が記載されていました。

これらについて指定された期日までに回答や書面の準備をする必要があります。

また、個人再生委員が専任されたとのことで、追加で15万弱の振り込みが発生します。

内容としては、特に回答できないものや、準備できないものはないので、期日通り進めていきたいと思います。

個人再生の裁判所申立が開始しました

弁護士へ初めて相談してから半年以上経過してしまいましたが、やっと裁判所への申し立てが完了しました。

個人再生をすると決めてから、妻との話し合い、その上で協力してもらえないという結果となり、離婚に向けて動いておりました。

大きな問題としては、財産分野をするためにマンションを売却しなければいけなく、これにだいぶ時間が取られてしまいました。

マンションを残すために個人再生を選んだのにマンションを売却するという本末転倒な結果ではありましたが、思いの外マンションが高く売却できたので妻にそれなりの財産を残せたという意味では良かったのかなと思っています。

ここからは一旦待ちの状況となるので、また進捗があれば共有します。

債務整理をする際の弁護士事務所による料金の違いについて

債務整理(僕の場合は個人再生)ってどこの弁護士事務所に依頼しても対して料金違わないんじゃないか

初めは私もそんな風に思ってました

ただ、色々な事務所に問い合わせて分かったのが、料金体系が全然違うところ

私が問い合わせた弁護士事務所の着手金の差は最大で4倍ほど違いました

今私が依頼している弁護士事務所は手付金が25万程度(3ヶ月で分割)でしたが、多いところだと100万積立ないと申立できないというところもありました

個人再生委員会への支払いも含めても50万以上あったのですが積み立てるのは100万

その差額は債権者に分配するとのことでした

なんだそれ、、と思いつつ、さらに積立完了までに1年くらい掛かる、、

そもそも私の案件が複雑で断り文句なのかなとも思いました、、

今の弁護士事務所は個人再生委員会への支払いを含めても40万ちょい、さらに分割が完了すれば申立もできる

積立金額も4倍違えば、申立できるまでの期間も4倍違うという事です

ちゃんとした弁護士事務所っぽかったので、ばったりかとかではないと思いますが、これから債務整理をしようと考えてる人達はめんどくさがらず複数の弁護士事務所に相談することをお勧めします

債務整理系の初回相談は無料のところが多いですしね

財産分与は個人再生にどう影響を与えるのか

以前更新からだいぶ時間が経過しました。

何をやってたかと言うと、そこまで何もやってないのですが、、妻の給与明細・源泉徴収票の提出を拒まれ、離婚することになり、マンションの売却の手続きを進めていました。

とは言っても、結構強気の価格設定になるので、まだまだ売却まで時間が掛かりそうです。

 

個人再生などの債務整理に当たり、財産分野がどう影響を与えるのかは気になるところかと思います。私自身も弁護士に相談しながら慎重に進めました。

 

今回、個人再生を選んだ理由がマンションを残せるからということだったんですが、もはや個人再生の意味が半減してます。。

とは言え、自己破産前にマンションなどの資産を売却してしまうことも問題になると思うので、自己破産には切り替えず引き続き個人再生で進めようかと思っています。

 

また、個人的にはマンションを残したかったのでマンション売却想定益の半分を分割で支払うことも考えたのですが、弁護士には辞めた方が良いと言われました。(妻にも嫌がられたので、そもそもではありますが、、)

 

また、慰謝料は確実に個人再生の債務に入ってしまい、全額妻に渡す事は出来ないのですが、財産分与であれば渡す事は可能とのことで、妻と合意して売却に向けて動いています。

 

妻が書類の提出を拒んだ場合、離婚をして個人再生の手続きを進める必要があるのですが、これも破産詐欺(離婚して個人再生の申立が受理されたら再婚する事)を疑われる可能性もあるらしく、離婚した上で完全に別居している状態を作る必要があるようです。

 

どちらにしても、マンションが売れて財産分与の金額が確定してからでないと個人再生が進められないので、しばらく今の状態が続きそうです。

個人再生の申立てに必要な妻の書類を拒まれたらどうなる?

任意整理と異なり個人再生や自己破産の場合、妻の給与明細数ヶ月分、源泉徴収票数年分を用意する必要が出てきます。(どのくらいの期間の分を用意するかは都道府県によって異なる)

 

その分、妻にも事情をしっかりと説明する必要があるのですが、もし用意に協力してくれなかったらどうなるのかはみなさん気になるところだと思います。

僕も当然気になってましたし、ここの壁にぶつかりました。

 

結論から言うと、基本的には「離婚するしかない」です。

 

当然ながら、夫が勝手に作った借金を妻が肩代わりする必要はないですし、書類を出したところで何か影響がある訳ではありません。

ただ、夫への信頼が破綻している状態で用意してもらうのは至難だったりもします。

 

僕も結果的には離婚して個人再生を進めることになりました。

 

離婚といっても形式上の離婚ではなく、別居もして実質的な離婚状態にある必要があるようです。(破産詐欺とかを疑われないように)

 

書類の提出を拒んで離婚する事例は少ないようで、弁護士さんに何とかならないかと相談したところ、家庭内別居状態として申立てをして裁判所の判断を仰ぐこともできる、との事でしたが、結局申立てが受理されないと、書類を用意してもらうか離婚するしかないようです。

 

結婚されてる方で個人再生を考えてる方はこの辺まで事前に考えて動いたほうがいいかと思います。

 

金融機関に事前に支払遅延の連絡をするとどうなるか?

弁護士に債務整理をお願いする1ヶ月ほど前、どうしても金融機関への支払いが遅延するタイミングがありました。

要はキャッシュがもう回っていない状態です。

 

私自身、住宅ローンも組んでいるし、多重債務の状態で借り入れ限度額もゼロに下げられ、金融機関への支払いは一度でも遅延したらアウトという認識で返済していました。

個人の方への支払いは頼み込んで遅らせてもらったりしていましたが、金融機関はそのような融通は利かないと勝手に思ってました。

 

結論から言うと、事前連絡を入れると結構あっさりと伸ばしてもらえます。

中には、金融機関が指定してきた期限を、交渉により、こちらが準備できる日まで延ばしてもらえたところもあります。

ちなみに、電話口ですぐに判断してたので、オペレーターの判断でできるようです。

複数社の金融機関で一回しか使ってないので何回も使えるかは分かりません。

私はこの後、一通りの支払いを終わらせてから数日後に債務整理の手続きに入りました。

 

もし金融機関の支払いが間に合わないという方がいれば参考にしてください。